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今日みつけた、とっておきの花(2)
 ツユクサです。露を帯びた草だから、ツユクサです。ツキクサ、ボウシバナ、アオバナなど、いろいろな呼び名がついています。道端や草地の湿気が多い場所を好んで生える、一年草です。ツユクサは、花の形に特徴があります。舟の形をした苞葉(ほうよう)に包まれた、不思議な花に注目してください。
 ツユクサの若葉や花を茹でて、和え物やお浸しにしたり、サラダの素材として食べることがあります。また、花の汁を染め物に利用することもあります。友禅染めの下絵を描くときに使われる青紙は、昔はツユクサの花の汁で染めていました。全草を開花時期に採集し、一度蒸してから乾燥したものは、漢方薬として使われています。解熱、下痢止め、消炎などの効果があるようです。
 うっかり見過ごしてしまいそうな、路傍の小さなツユクサですが、とても不思議な、人間の生活にも役立っている植物なのです。

ツユクサのつぼみ
ツユクサのつぼみ
咲きはじめたツユクサの花
咲きはじめたツユクサの花
 
咲きはじめたツユクサの花
咲きはじめたツユクサの花
ツユクサの花(側面)
ツユクサの花(側面)
 
ツユクサの花(正面)
ツユクサの花(正面)
ツユクサの実
ツユクサの実
 
ツユクサの花
ツユクサの花
ツユクサの花です。この花は、花弁(花びらのこと)が6枚、雄蘂(おしべ)が6本、雌蘂(めしべ)が1本で構成されています。さて、どれがなんだか、わかりますか。
花弁6枚のうち、2枚は鮮やかな青色でとても目立ちますが、残りの4枚は小さく、白色をしており、花の下側にあるので、あまり目立ちません。雄蘂6本のうちの3本は、葯(やく)が鮮やかな黄色でπの字の形をしており、花粉をつけません。仮雄蕊(かゆうずい)と呼ばれています。おもに昆虫を集める役割を担っています。中ぐらいの長さのλの字の形をした1本の雄蘂は、わずかに花粉をつけることがあります。長く突きでた2本の雄蘂だけが、たっぷりと花粉をつけています。


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更新年月日2002年6月22日

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